英文会計を初めて学習する方のための無料講座の問題集です。
当記事は、【英文会計入門講座】<第6回>固定資産と減価償却について英語で理解しましょう に対応した問題集となります。
学んだことが理解できているか、確かめていただきます。
USCPA英文会計学院の「英文会計無料講座」が役に立つ人
- 初めて英文会計を学習する人
- USCPA(米国公認会計士)のため、英文会計の学習を始めたばかりの人
- ACCA(英国勅許公認会計士)の学習をしている人・しようと考えている人
- 仕事などで、英語で会計を理解する必要がある人
- 英語が得意で、会計の知識を身につけてキャリアアップしたい人
英文会計の最高峰資格は、USCPA(米国公認会計士)というアメリカの公認会計士資格です。
USCPAについて詳しく知りたい場合、アビタスというUSCPA予備校から資料を取り寄せてみてください(もちろん無料です)。
USCPAの短期合格のコツ・資格の活かし方は『USCPAになりたいと思ったら読む本』を読んでみてください。
英文会計入門講座<第6回>で学んだこと
【英文会計入門講座】<第6回>固定資産と減価償却について英語で理解しましょう で学んだことは、以下の8つです。
英文会計入門講座<第6回>で学んだこと
- 正常営業循環基準(Operating Cycle Rule)vs 一年基準(One Year Rule)
- 固定資産(Fixed Assets)とは
- 減価償却(Depreciation)の考え方
- 棚卸資産(Inventory)と減価償却資産(Depreciable Assets)の費用化の違い
- 減価償却(Depreciation)を計算する際に考慮する点 ー3つ
- 簿価(Net Book Value :NBV)
- 代表的な減価償却(Depreciation)方法 ー2つ
- 仕訳(Journal Entry)と財務諸表(Financial Statements:FS)上の表示
練習問題 6-1
練習問題 6-1です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
次の各項目についてh、流動資産(Current Assets)に属するものはCA、固定資産(Fixed Assets)に属するものはFA、流動負債(Current Liabilities)に属するものはCL、固定負債(Non-current Liabilities)に属するものはNLを記入してください。
- 備品(Office Equipment)
- 買掛金(Accounts Payable:AP)
- 3年後に一括返済される貸付金(Loan Receivables)
- 建物(Building)
- 現金(Cash)
- 半年後に支払う予定の未払金(Other Accounts Payable)
- 銀行預金(Cash in Bank)
- 車両運搬具(Automobile)
- 2ヶ月後に返済する予定の借入金(Loan Payables)
- 2年後に支払われる売掛金(Accounts Receivable:AR)
(2)解答
次の各項目についてh、流動資産(Current Assets)に属するものはCA、固定資産(Fixed Assets)に属するものはFA、流動負債(Current Liabilities)に属するものはCL、固定負債(Non-current Liabilities)に属するものはNLを記入してください。
- 備品(Office Equipment):FA
- 買掛金(Accounts Payable:AP):CL
- 3年後に一括返済される貸付金(Loan Receivables):FA
- 建物(Building):FA
- 現金(Cash):CA
- 半年後に支払う予定の未払金(Other Accounts Payable):CL
- 銀行預金(Cash in Bank):CA
- 車両運搬具(Automobile):FA
- 2ヶ月後に返済する予定の借入金(Loan Payables):CL
- 2年後に支払われる売掛金(Accounts Receivable:AR):CA
練習問題 6-2
練習問題 6-2です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
次の取引(Transaction)の仕訳(Journal Entry)を示してください。
- コンピュータを買い入れ、本体価格98,000円と配達料2,000円を現金(Cash)で支払った。
- 上記のコンピュータに関して、決算整理(Adjustments)において、減価償却費(Depreciation Expense)を定額法(Straight-line Method)で計上する。
- 上記のコンピュータに関して、決算整理(Adjustments)において、減価償却費(Depreciation Expense)を定率法(Declining Balance Method)で計上する。
- 残存価額(Salvage Value):取得原価(Acquisition Cost)の5%
- 耐用年数(Useful Life):5年
- 償却率:0.3
(2)解答
次の取引(Transaction)の仕訳(Journal Entry)を示してください。
- コンピュータを買い入れ、本体価格98,000円と配達料2,000円を現金(Cash)で支払った。
Dr)Computer 100,000
Cr)Cash 100,000
- 上記のコンピュータに関して、決算整理(Adjustments)において、減価償却費(Depreciation Expense)を定額法(Straight-line Method)で計上する。
Dr)Depreciation Expense 19,000
Cr)Accumulated Depreciation 19,000
100,000円×(100%-5%)÷5年=19,000円
- 上記のコンピュータに関して、決算整理(Adjustments)において、減価償却費(Depreciation Expense)を定率法(Declining Balance Method)で計上する。
Dr)Depreciation Expense 30,000
Cr)Accumulated Depreciation 30,000
100,000円×0.3=30,000円
- 残存価額(Salvage Value):取得原価(Acquisition Cost)の5%
- 耐用年数(Useful Life):5年
- 償却率:0.3
練習問題 6-3
練習問題 6-3です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into current assets?
- Equipment
- Supplies
- Land
- Notes Payable
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into current assets?
- Equipment
- Supplies
- Land
- Notes Payable
回答は、②です。
備品、消耗品、土地、支払手形のうち、流動資産(Current Assets)は消耗品です。
練習問題 6-4
練習問題 6-4です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into fixed assets?
- Accounts Payable
- Capital
- Supplies
- None of the above
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into fixed assets?
- Accounts Payable
- Capital
- Supplies
- None of the above
解答は、④です。
買掛金、資本金、消耗品のうち、固定資産(Fixed Assets)はいずれでもありません。
練習問題 6-5
練習問題 6-5です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into current liabilities?
- Prepaid Rent
- Salaries Payable
- Accounts Receivable
- Retained Earnings
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into current liabilities?
- Prepaid Rent
- Salaries Payable
- Accounts Receivable
- Retained Earnings
解答は、②です。
前払家賃、未払給与、売掛金、剰余金のうち、流動負債は未払給与です。
練習問題 6-6
練習問題 6-6です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into non-current liabilities?
- Capital
- Long-term Loan Payable
- Accounts Payable
- Machinery
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following account is classified into non-current liabilities?
- Capital
- Long-term Loan Payable
- Accounts Payable
- Machinery
解答は、②です。
資本金、長期借入金、買掛金、機械のうち、固定負債は長期借入金です。
練習問題 6-7
練習問題 6-7です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following is not the component to calculate depreciation?
- Cost
- Salvage Value
- Useful Life
- Market Price
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
Which of the following is not the component to calculate depreciation?
- Cost
- Salvage Value
- Useful Life
- Market Price
解答は、④です。
減価、残存価額、耐用年数、時価のうち、時価は減価償却(Depreciation)の計算の際に使いません。
練習問題 6-8
練習問題 6-8です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
The definition of fixed assets that is incorrect is
- assets used mainly for business activity.
- assets not sold to outside parties.
- assets usually used until they become useless for business activity,
- assets held for sale in the process of operation cycle.
(2)解答
選択肢4つの中から、正解を1つ選んでください。
The definition of fixed assets that is incorrect is
- assets used mainly for business activity.
- assets not sold to outside parties.
- assets usually used until they become useless for business activity,
- assets held for sale in the process of operation cycle.
解答は、④です。
固定資産(Fixed Assets)は、販売(Sale)のために有する資産(Assets)ではありません。
練習問題 6-9
練習問題 6-9です。問題を解いてから、解答を見てくださいね。
(1)問題
以下の仕訳をしてください。
A Company purchases a machine for 500,000 yen and incurs the following additional cost. Journalize the entry to record this purchase of the machine.
- Installation Charge 20,000 yen
- Delivery Charge 5,000 yen
- Testing 3,500 yen
- Sales Tax 40,000 yen
(2)解答
以下の仕訳をしてください。
A Company purchases a machine for 500,000 yen and incurs the following additional cost. Journalize the entry to record this purchase of the machine.
- Installation Charge 20,000 yen
- Delivery Charge 5,000 yen
- Testing 3,500 yen
- Sales Tax 40,000 yen
Dr)Machine 568,500
Cr)Cash 568,500
取得に際して事業の用に供するまでのすべての費用(Expense)が取得価額に含まれます。
500,000+20,000+5,000+3,500+40,000=568,500円
以上、「【英文会計無料問題集】英文会計入門講座<第6回>の練習問題と解答」でした。
固定資産と減価償却について理解が深まったでしょうか?
自信がない場合は、【英文会計入門講座】<第6回>固定資産と減価償却について英語で理解しましょう をもう一度復習してください。
よくできた場合は、【英文会計入門講座】<第7回>財務諸表の分析を英語でしましょうにお進みください。
英文会計の次のステップとしては、USCPA(米国公認会計士)がおすすめです。
USCPAは英文会計の最高峰資格です。
USCPAについては、USCPAどこさんの「USCPAどこのブログ」が詳しいです。
USCPAどこさんは、中央経済社より『USCPAになりたいと思ったら読む本』も出版。
USCPAになるまでのステップはUSCPAの始めかた【5ステップ】を参考にしてください。
USCPA予備校はUSCPA予備校4校を徹底比較!失敗しない学校選び が参考になります。
USCPA講座はアビタスがおすすめです。
╲資料請求・セミナー参加無料/
ほか、CPA会計学院もありますので、比較してください。
╲資料請求無料/
外資系・グローバル企業への転職で人気の転職エージェントはこちらです↓
╲登録無料/
╲登録無料/