英文会計の最高峰資格は、USCPA(米国公認会計士)というアメリカの公認会計士資格です。
USCPAについて詳しく知りたい場合、アビタスというUSCPA予備校から資料を取り寄せてみてください(もちろん無料です)。
USCPAの短期合格のコツ・資格の活かし方は『USCPAになりたいと思ったら読む本』を読んでみてください。
1.英文経理の就職・転職活動を始める前に
英文経理の就職・転職活動を始める前に、やるべきことがあります。
英文経理になりたいと思っても、すぐに走り出してはいけません。
プランを立て計画的に就職・転職活動を進めるのが、英文経理の就職・転職活動での成功のポイント!
そして、見落とされがちですが、英文経理になるためには以下のことが必要です。
英文経理になるためにしておくこと4つ
- 自分自身を知る(Knowing Yourself)
- 自分の資産を資本化する(Capitalizing on Your Assets)
- 自分の資産を見える化する(Packing Your Assets)
- 自分の資産を売り込む(Selling Your Assets)
(1)自分自身を知る(Knowing Yourself)
自分自身を知る(Knowing Yourself)のが何よりも大切です。
仕事を通じて、何がしたいのでしょうか?
そのために何ができるのでしょうか?
長期的な希望に沿ったキャリア展開を考えましょう。
何がやりたい?誰と働きたい?何ができる?どうなりたい?
- 中・長期的な希望
- 自分の性格(長所・短所)
- 経験とスキル
自己分析が、就職・転職のスタートとなるので、書き出してみる。
- 自分のやりたいこと
- 働きたい上司・仲間
- 働きたい環境・社風
- 譲れない労働条件
- 希望する待遇
「何を」×「誰と」×「どこで」の3つをかけ合わせて考える。
就職・転職を成功させるには、現職や前職でミスマッチした理由・背景を明確にする。
- 仕事内容
- 人間関係
- 上司との関係性
- 給与
- 労働時間
- 休みの多さ・休みやすさ
- 勤務地
(2)自分の資産を資本化する(Capitalizing on Your Assets)
そして、自分の資産を資本化(Capitalizing on Your Assets)しましょう。
英文経理になるために必要なことは何でしょうか?
英文経理の就職・転職活動での目標を決めましょう。
そのために必要なことで、今できることを準備しましょう。
必要なことは何か?
- 具体的な目標を決める
- 必要な資格・勉強・経験は?
Entry-level の Accountant に求められる スキル
Bookkeeping Skill
- 日商簿記2級レベル
- 英語で勘定科目を理解していること
PC Skill
- Excel(表計算・グラフ・中級の関数)
- Word(通常のレターを作成できるレベル)
English Skill
- 電話やEmail で応対できるレベル
- TOEIC600点以上
Entry-level の Accountant に求められる 英文会計の知識
英文会計無料講座を用意しています。
入門講座・実務講座・中級講座・上級講座の4つに分かれていますが、入門講座と実務講座の2つは最低限取り組んでみてくださいね。
おすすめの英文会計の本もご紹介しています。
お時間のある時に読み進め、英文会計の知識を身につけてくださいね。
(3)自分の資産を見える化する(Packing Your Assets)
さらに、自分の資産を見えるかする(Packing Your Assets)のも大事です。
どうやって今の自分をベストに見せるか考えましょう。
自分をベストに見せるには、レジュメの作成と面接の準備に十分な時間をかける必要があります。
どう見せる?
- 効果的なレジュメ
- 面接での質問への準備
レジュメとは?
- 自分を売るための書類(Document)
- 自分の情報源(Source of Information)
- 自分について語る脚本(Script)
目的に応じたレジュメ
- 正社員用?派遣社員用?
- 外資系企業用?日系企業用?
- 大企業用?中小企業用?
レジュメに含める内容は?
- Summary
- Personal details, including relevant education
- Career overview- Work history
レジュメのCover Letter
- レジュメを読んで、面接をしてもらうために添付
- Specific(端的に)Why(なぜ応募したのか)End with Proactive Statements(積極的な文言で締めくくる)
英文経理の面接での質問
- どうして英文経理の仕事がしたいのか?選んだのか?
- なぜ就職・転職活動をしているのか?
- なぜそのポジションに興味をもったのか?
- その会社の商品やサービスで好きなものは?
- 今までの仕事で学んだことは?
- 今までの仕事で一番成功したことは?
- 自己紹介(Tell me about yourself.)
- あなたの長所は?
- あなたの短所は?
- 5年後、10年後のキャリアにおける希望は?
- チームで働くことは好きか?
- 残業や出張がある仕事はどうか?
- 給料はどのくらいを希望しているか?
面接官は、早期即戦力となるか(ポテンシャルがあるか)、定着してもらえそうかを見ている!
(4)自分の資産を売り込む(Selling Your Assets)
面接で成功するためには、自分の資産を売り込む(Selling Your Assets)が大切です。
自分を売り込めるセールスマンは、自分だけです!
面接での成功のために
- 面接用の洋服・持ち物の準備
- 面接会場への交通手段の確認(必ず早めに着くように)
- 握手は目を見て硬く(外国人の面接官の場合)
- 適切に答える(Truthfully and Frankly)
- こちらからも質問する
- 落ち着く!
情報を分かりやすく、ストーリーとして一貫性をもって話すこと!
- これまでの職務経歴と、業務を通じて得た能力・スキルを示す
- 今後、就職先・転職先で活かせる能力・スキルを具体的に示す
過去から現在まで、何をしてきたのか、何を得たのか:事実(自己PR)
⇩
何ができるのか、何を活かせるのか:マッチしているスキル(志望理由)
⇩
何をやりたいのか、どうなりたいのか:将来のビジョン
2.英文経理になるためのおすすめ資格
つぎに、英文経理になるためのおすすめ資格についてご紹介します。
資格は、スキルとモチベーションの証です。
英文経理のおすすめ資格
- BATIC(国際会計検定)←2022年に廃止
- 日商簿記検定
- USCPA(米国公認会計士)
(1)BATIC(国際会計検定)←2022年に廃止
BATIC(国際会計検定)は、英文簿記の最低限の知識とスキルがあることを証明できます。
何も会計資格がないけれど、英文経理の仕事に就きたい場合は、必ず受験しておきましょう。
BATICは2022年に廃止してしまいました。
資格としてはおすすめできなくなりましたが、依然としてBATICの勉強自体は英文簿記の知識を身につけるという点ではおすすめです。
以下のような本でBATICの独学が可能です。
(2)日商簿記検定
日商簿記検定については、2級まで合格しておけば安心です。
たとえば、CPAラーニングを使えば、1級から3級まで無料で簿記講座を受講できます!
(3)USCPA(米国公認会計士)
USCPA(米国公認会計士)は、英語での会計資格の最高峰です。
持っていれば、英文経理や英文会計の仕事に就く際に、必ず評価されます。
独学は難しく、USCPA予備校に入学することになります。
一番おすすめなのは、アビタスというUSCPA予備校です。
USCPA(米国公認会計士)については、「USCPAどこのブログ」が詳しいので参考にしてください。
特に「USCPAの始めかた」を見るのがおすすめです。
USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら|USCPAどこのブログ (dokoblog.com)
オススメのUSCPA予備校は「おすすめUSCPA予備校4校徹底比較」を参考にしてください。
3. 英文経理のおすすめ転職エージェント
英文経理の求人を探すのに、自力では難しいので、必ず転職エージェントを使いましょう。
希望の勤務場所・勤務時間・業務内容などを伝えると、あなたに合った求人を紹介してくれます。
英文経理への転職でおすすめとなる転職エージェントは、JACリクルートメントとエンワールド・ジャパンの2つ。
どちらも国内の外資系・グローバル求人に精通しています。
JACリクルートメントとエンワールド・ジャパンを比較すると、転職エージェントとしての違いがよくわかります。
JACリクルートメント | エンワールド・ジャパン | |
業界の専門性 |
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サービスの提供方法 |
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対象となる求職者 |
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(1)JACリクルートメント:高年収を望む人
JACリクルートメントが一番おすすめです。
専門分野をもったコンサルタントが多く在籍しており、英文経理のような特定の職種であっても細やかなサポートをしてくれます。
豊富なハイクラス求人を揃えており、英文経理の求人においても高年収の求人を多く扱っています。
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(2)エンワールド・ジャパン:英語力が活かしたい人
エンワールド・ジャパンもおすすめです。
外資系企業・日系グローバル企業の転職・求人に強みをもっており、英文経理の職種に特化した豊富な求人情報を提供しています。
入社させて終わりではなく、入社後の定着を考えて求人を紹介してくれ、入社後のサポートもあります。
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以上、「英文経理への転職ロードマップ」でした。
理想とする仕事に就きたかったら、事前準備が必要です。
会計資格の勉強を始めたり、転職エージェントに登録するなど、早めにアクションを起こしましょう。
英文会計の次のステップとしては、USCPA(米国公認会計士)がおすすめです。
USCPAは英文会計の最高峰資格です。
USCPAについては、USCPAどこさんの「USCPAどこのブログ」が詳しいです。
USCPAどこさんは、中央経済社より『USCPAになりたいと思ったら読む本』も出版。
USCPAになるまでのステップはUSCPAの始めかた【5ステップ】を参考にしてください。
USCPA予備校はUSCPA予備校4校を徹底比較!失敗しない学校選び が参考になります。
USCPA講座はアビタスがおすすめです。
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